私が持っていた一酸化炭素へのイメージ
私もタバコを吸ってた時は、この手の「タバコを吸うと肺がこうなるよ」的なビビらせ系の記事は全く見向きもしませんでした。
書くつもりはなかったのですが、禁煙外来に行って私が一番ビビったところだったので書くことにしました。
私の持っていた一酸化炭素へのイメージは
【 一酸化炭素 = 身体に悪いもの、自殺の時に使うもの、吸うと死ぬもの 】
とかなり悪いイメージだったのです。
練炭自殺や一酸化炭素中毒、ありとあらゆる悪いイメージを持っていました。
一気に「死」が近付いてきた気がした
「喫煙者の肺はこんな感じです」「喫煙者の喉はこんな感じです」とか見せられ続けても、まったくタバコを止める気にならなかった私です。
しかし、一酸化炭素はヤバかった。。。
一酸化炭素って吸いすぎると死んじゃうんですよ~
肺とか喉は、じわじわと悪くなって、ある程度歳を重ねると死んじゃうのかなと思ってました。
一酸化炭素については、今すぐ死ぬかも・・・って自分の中ではなかった死への価値観が生まれたんです。
かなり焦りました。
一酸化炭素濃度とは?
私の初回診察時の数値は「38ppm」「7%」という結果でした。
呼気一酸化炭素(CO)濃度(ppm) |
喫煙レベル(喫煙本数換算) |
---|---|
0~7 |
ノンスモーカー (0本) |
8~14 |
ライトスモーカー (14本以下) |
15~24 |
ミドルスモーカー (15~24本) |
25~34 |
ヘビースモーカー (25~34本) |
35以上 |
超ヘビースモーカー (35本以上) |
35ppm以上は「超ヘビースモーカー」です。。。
先生からも「うわっ、こんな数値久しぶりにみたよ~」って脅されました^^;
これはかなり衝撃でした。
タバコを吸いすぎると一酸化炭素中毒で死んでしまう・・・
という悪い想像が頭の中で、どんどん増長するんです。
タバコを28年吸い続けて、まったく考えたことがなかった一酸化炭素中毒。
子供のころに「白い巨塔」を見て、ビビり倒した記憶がよみがえりました。
それでも、禁煙外来の受診が終わって、即吸いましたけど。。。